代表プロフィール

福田 雄

私は、阪神淡路大震災をきっかけに建築業界へ入りました。来る日も来る日も解体工事や崩れた瓦を片付け、生きる力を身に着けました。地元建築会社に勤め、その後鳶職になりました。25歳で独立し、順調に仕事を進めていましたが、時代は建築不況の真っただ中 32歳でゼネコンの倒産の影響を受け、1億円の借金を背負うことになりました。資金繰りが厳しい中、私は再起を図り、建築リフォーム業に転職しました。技術とマーケティングを学んだ後、再び独立しました。
リフォーム業では、BtoCのビジネスモデルを構築し、お客様と直接取引することで現金収入を得る仕組みを取り入れました。工夫を重ね、最終的には10年で3店舗を構え、自社テレビCMを放送など 年商10億円規模の建築リフォーム会社へと成長させることができました。 この間、その後の援会でラスベガスを訪れたり、中国の上海で店舗工事に携わるなど、様々な経験を積みましたが、弟子職人の独立や税金問題、スタッフの不正など、多くの困難の上に達成したものでした。
長年にわたる建築業での経験、私は業界に深い疑問を抱くようになりました。下請構造の複雑さや、大手企業が有利になる工事のルール、そして人の手不足が叫ばれながらも十分な人件費が確保されていない現実です。直接工事を行う職人や会社が受注すれば、より安く、より質の高い工事を提供できると信じています。さらに建築にあこがれを持ち働き、若者が憧れる職業になることを切に願っています。
この考えのもと、私は同じ志を持つ仲間とともに組合を結成しました。小さな会社や職人が集まれば、業界の仕組みを変え、より大きな仕事も受注できると確信しています。
今後も、お客様目線で高品質なサービスを提供し、業界全体の健全な発展に貢献していきたいと考えています。 小さな力でも、皆で協力し合えば大きな変化を生み出すことができるこの組合を大切に、業界の未来を切り拓き、より良い環境を作るために邁進してまいります。